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レーシックをやらなきゃよかった?レーシック手術後に後悔する理由とは?

レーシック手術は、近視をはじめとする屈折異常を矯正することができる手術で、世界中で広く行われており、安全性の高い手術として知られています。

視力が回復し、眼鏡やコンタクトレンズを使う生活から解放されるというメリットがある一方、「やらなきゃよかった」と後悔する声も時折みられます。

今回は、実際にレーシックを受けた人々が術後に感じたことや「やらなきゃよかった」と綴っている体験談を元に、レーシック手術後に後悔する理由についてご紹介します。
レーシック手術を受ける前に知っておくべきリスクや術後の経過について知ることができると思いますのでぜひご一読ください。

この記事でわかること

  • レーシック手術のメリットとデメリット
  • レーシック手術を「やらなきゃよかった」という人の声
  • レーシック手術で後悔しないために知っておくべきこと

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レーシック手術のメリットとデメリット

レーシック手術は視力矯正手術の一つとして世界中の多くの人々に選ばれ続けている治療法ですが、多数のメリットがある一方、デメリットも存在します。
ご自身の大切な目の手術なので、手術を受ける前にメリットだけでなくデメリットやリスクを十分に理解しておくことが大切です。

まずはレーシック手術の主なメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。

メリット①視力の大幅な改善

レーシック手術の最大のメリットは視力が劇的に改善する点です。
視力改善の程度や視力が安定するまでの期間には個人差がありますが、多くの人々が手術直後から視力の向上を実感できており、メガネやコンタクトレンズを使う生活から解放されています。
スポーツをする人など、日常的にメガネやコンタクトレンズを使うことが不便な人々にとってメガネやコンタクトレンズ不要で快適な視力が手に入ることは大きな利点です。

メリット②日帰り手術で短時間で終わる

レーシック手術は日帰り手術であり、手術自体も非常に短時間で完了します。
通常は片目あたり5〜10分程度で完了します。
術後すぐに帰宅することができ、回復も比較的早いです。

メリット③手術費用が安い

レーシック手術は保険適用外の自費診療になりますが、他の屈折矯正治療に対して比較的費用が安いです。
全国的な手術費用の相場は15〜30万円程度で、同じ屈折矯正手術であるICL手術が45〜70万円ほどであることを考えると比較的費用のかからない手術であると言えます。

続いてデメリットを見てみましょう。

デメリット①元の状態に戻せない

レーシック手術は角膜をレーザーで削り、角膜の形状を変えることで視力を回復する手術であるため、削った角膜を元に戻すことはできません。
ICL手術は眼内にレンズを入れることで視力を回復する手術であるため、レンズを取り出すことで元の状態に戻すことができる一方、レーシック手術はもし希望通りの見え方にならなかったりした場合でも元の状態に戻すことができないのです。

デメリット②視力が最低下する可能性がある

アメリカで実施されたレーシック手術後10年の追跡調査によると、手術を受けた人の88%が良好な視力を維持していると報告がありますが、ごく稀に視力の最低下が起こる可能性があります。

近視が戻ってしまうケースを「近視戻り」と呼ぶこともあり、術後1年以内に発生することが多いです。

デメリット③ドライアイやハロー・グレアなど

手術後、一時的にドライアイやハロー・グレアと呼ばれる主に夜間に光が見にくくなる現象が起こる可能性があります。

ドライアイは半年から1年ぐらいで改善がみられ、ハロー・グレアも日常生活を送る上で支障のない程度の症状であり、見え方にも徐々に慣れていきますが、こうした症状が現れる可能性がある点は留意しておきましょう。

デメリット④合併症のリスク

レーシック手術は安全性が高いとして厚生労働省にも認められている手術ですが、まれに感染症やフラップトラブル(角膜に作成したフラップにシワがよったりずれたりするトラブル)が起きる可能性があります。

感染症などが起きないよう、衛生面に配慮された手術室でリスクを最小限に抑えた状態で手術が行われることがほとんどですが、リスクが完全にゼロとは言えません。

術後のケアや定期的な検診も重要になるため、感染症等のリスクを下げるためにも医師の指示に従って通院することが大切です。

レーシック手術を受けた人が「やらなきゃよかった」と後悔している理由

レーシック手術を受けた人が「やらなきゃよかった」とネット上などの口コミ、体験談で話しているケースがあります。
では、どうしてレーシック手術をやらなきゃよかったと後悔しているのでしょうか。

後悔している理由①合併症や後遺症が出てしまった

「ドライアイの症状が強く出てしまい、目が疲れやすくなってしまった」
「PCやスマホなどの画面が以前より眩しく見える」
「画面を注視していると短時間で疲れるようになった」
「ハロー・グレアの症状が強く、夜間の運転が難しくなった」

術後の体験談を見てみると、上記のような合併症や後遺症の分類される症状に悩まされている人も少なからずいらっしゃることがわかります。

こうした症状が出るかどうかには個人差がありますし、同様の症状があっても視力回復のメリットの方が大きいと感じるなど、人それぞれ術後の経過やそれに対する感じ方は異なります。
ですので全ての人がこうした悩みを抱えているわけではありませんが、レーシック手術を受けるにあたって「こうしたリスクもある」と知っておくべきと言えるでしょう。

後悔している理由②ICL手術にしておけばよかった

近視をはじめとする屈折異常を矯正する手術はレーシックだけではありません。
目の中に小さなレンズを挿入することで視力を矯正するICL手術も安全性が高く、人気の高い屈折矯正手術です。

費用相場はレーシックよりも高いですが、適応範囲が広く、万一の際はレンズを取り出すことで元の状態に戻すことができるというメリットがあります。
また、ICL手術は近視戻りが少なく、長期的に良好な視力が維持できるという報告もあります。

レーシック手術を受けたものの、ICL手術にしておけばよかったと後悔することがないように、手術を受ける前に双方の治療法のメリットやデメリットについて知っておきましょう。

ICL手術の流れやメリット・デメリット、レーシックとの違いについては以下の記事に詳しくまとめていますので、こちらもぜひご一読ください。
↓↓↓↓

まとめ

今回は、「レーシックをやって後悔した」「レーシックをやらなきゃよかった」と言われる理由について解説いたしました。
あらゆる視力矯正方法の中で、ご自身にとってレーシックが最も適した選択肢なのかどうか、手術を受ける前に改めて深く考えるための参考になれば幸いです。

レーシック手術の流れや費用相場、メリット・デメリットなどについて詳しく知りたいという方は以下の記事もぜひご一読くださいね。
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