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ICL手術を検討中の方必見!ICL手術を受ける上で知っておきたい3つの注意点

ICL手術は安全性が高い、適応範囲が広い、近視戻りが少ないなど様々な利点があり、近年人気の高い屈折矯正手術です。

国内外で多くの実績があり、ICLインストラクターやエキスパートインストラクターと呼ばれるライセンスを持つ、ICL手術に精通した腕のある医師も日本国内に数多くいます。

しかし手術である以上、あらゆるリスクが存在しますし、どこで受けるか、どの医師に執刀をお願いするかなども慎重に選択する必要があります。

今回は、ICL手術を受ける前に知っておくべき注意点を3つの項目に分けて解説いたします。
ICL手術を受けようか検討されている方はぜひ目を通してみてくださいね。

この記事でわかること

  • ICL手術を受ける前に知っておくべき注意点
  • 術後に気をつけるべきこと

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ICL手術を受ける上で知っておきたい3つの注意点

それではさっそく、ICL手術を受ける上で知っておきたい注意点についてお話しいたします。

ICL手術の注意点①クリニック選び

ICL手術は国内外で多くの症例実績があり、それ自体が安全性が高い手術として知られていますが、実際にご自身の目を任せるクリニック、医師の腕が当然重要になってきます。

クリニックを選ぶ上では費用を比較するだけでなく、保証内容や保証期間、執刀する医師の実績、施設の衛生面などをチェックしておくと良いでしょう。

多少費用が他より高くても保証内容が充実しているかどうかも判断材料にした方が良いです。
保証期間が6ヶ月なのか3年なのかでは大きく差がありますし、レンズ代を含めた再手術代が無料なのか、はたまたレンズ代だけが無料なのかでも万一の際の金銭的な負担変わります。
費用だけでなく保証期間、保証内容も踏まえた上で選ぶようにしましょう。

また、ICLには認定医制度があり、認定医・インストラクター・エキスパートインストラクターと大きく3段階に分かれています。

執刀する医師がICL認定医の中でどの位置付けなのかも調べておくと良いでしょう。
住んでいるエリア内で探すだけでなく、少し範囲を広げてでも豊富な実績を持つ名医がいるクリニックを選ぶのがおすすめです。

信頼できる眼科・クリニック選びのポイントは以下の記事でより詳しく解説していますので、こちらもぜひチェックしてみてください。

ICL手術で後悔しないために │ 信頼できる眼科・クリニックの選び方のポイントを眼科医が徹底解説

ICL手術の注意点②感染症や合併症のリスク

ICL手術は角膜を数ミリ切開し、眼内レンズを目の中に入れる手術です。
術後、その傷口から細菌が入ってしまうなどして感染症が起こるリスクがあります。

可能性がある感染症や合併症のリスクとしては以下のようなものが挙げられます。

結膜炎、結膜下出血、急性角膜浮腫、角膜混濁、術後眼内炎、前房出血、前房蓄膿、黄斑浮腫、
瞳孔異常、虹彩炎、硝子体脱出、角膜内皮障害、高眼圧、緑内障、白内障 等

確率はそこまで高くないものの、手術である以上これらの合併症や手術によるリスクはゼロではありません。

ICL手術の副作用やリスクについてより理解を深めておきたい方は以下の記事もご一読ください。

ICL手術のリスクを眼科医が解説!合併症や感染症は?目への負担や失明する可能性は?

ICL手術の注意点③術後の過ごし方

ICL手術は角膜を切開する手術であり、切開創は数ミリとごくわずかではあるものの、塞がるまでは眼球に傷ができている状態になります。

目は非常にデリケートな器官ですので、傷が完全に塞がっていない間に細菌などが入ると先ほど説明したような感染症などを発症するリスクがあります。

そのため、術後はそれらのリスクを減らすためにも日常生活における以下のような制限を守って過ごす必要があります。

◆術後の制限

デスクワーク
翌日以降OK
洗髪
翌日以降OK
洗顔
翌週以降OK
拭くのは当日からOK
化粧
1週間程度不可
運転
翌日以降
シャワー
翌日以降OK
目を濡らさないように
入浴・プール
翌日以降OK
目を濡らさないように
カラコン
1ヶ月以降
医師の許可必要
飲酒
1週間程度不可
たばこ
1週間程度不可
軽い運動
2週間程度不可
汗を伴う運動
1ヶ月程度不可

また、異物が入らないよう外出時や就寝時は保護メガネを着用するようにしましょう。
就寝時も極力目に刺激を与えないように仰向けで寝るようにしてください。

デスクワークなどであれば翌日から仕事に復帰することも可能ですが、汗をかいたり重いものを運んだりといった重労働を伴う場合は医師に相談の上、数日は安静にしておくことをおすすめします。

また、視力が良好になった、特に自覚する症状や不具合がないからといった理由で術後の検診を疎かにするのもやめましょう。

術後の定期検診は医師の指示通りに欠かさずに行くようにし、この他にも医師から普段の生活について指示がある場合は必ず守って生活するようにしてください。

定期検診は手術の翌日、1週間後、1か月後、3か月後、6か月後、1年後が目安です。
その後も1年おきには検診に行くことをおすすめします。

ICL手術はレンズの交換やメンテナンスが不要であるという利点がありますが、目の病気を防いでくれるものではありませんので、ご自身の目の健康を維持するためにも眼科は定期的に受診するようにしましょう。

ICL手術の術後の制限や過ごし方についてより詳しく知りたい方は以下の記事もチェックしてくださいね。

ICL手術にダウンタイムはある?学校や仕事は休んだ方がいい?手術後の過ごし方を解説!

まとめ

今回は、ICL手術を受ける前に知っておくべき3つの注意点について解説いたしました。
ICL手術は近年ますます注目度が高まっている屈折矯正手術ですが、大事な目の手術である以上、あらゆる点を考慮してクリニックを選び、手術のリスクや術後のケア、過ごし方についても患者さん自身で理解しておく必要があります。
個々の目の状態やライフスタイルによっても気をつけるべきポイントが異なりますので、医師の判断を最優先に仰ぐようにしましょう。

ICL手術の流れやメリット・デメリットについては以下の記事をチェック!

【眼科医監修】ICL・眼内コンタクトレンズとは?治療のメリット・デメリットや費用について徹底解説!

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