ICL手術は臨床成績が非常に良好な屈折矯正手術であり、世界中で研究がさかんに行われています。
レンズの改良も進み、合併症リスクが従来より大幅に軽減されており、国内外ともに手術件数が増加しています。
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この記事でわかること
- ICL手術の世界での実績
- ICL手術の日本での実績
- ICL手術が国内で急速に普及している理由
世界中で300万件以上の症例実績を有するICL手術
1980年代に開発され、40年以上の歴史を有するICL手術。
日本で先に注目を浴びたのは2006年に厚生労働省によって認可されたレーシックですが、実はレーシック治療よりもICL手術の方が歴史が長いです。
ICL手術は日本では2010年に厚生労働省の認可を受け、近年になって急速に認知が拡大してきましたが、欧米諸国ではそれ以前から近視治療の一つとして認知度の高い手術です。
ICL手術は世界中で300万件以上の症例実績があります。
世界75ヶ国で認可を受けており、現代の代表的な屈折矯正手術となっています。
ICL手術の日本での実績は?日本一実績が豊富な医師は?
日本でICL手術が承認されたのは2010年、それから10年以上の年月が経ちました。
国内でICL手術を受けた人は2024年時点で累計約2万5千人、近年のICL手術実績は年間1万件以上とされています。
日本国内における手術件数は増加傾向にあり、現在はレーシックの2倍もの手術件数であるとされています。
日本で一番ICL手術の実績が豊富とされる医師は、冨田実アイクリニック銀座の院長・冨田実医師です。
冨田医師はICL手術症例実績世界一の証である「Glorbal Implantable Phakic Contact Lens Award」を2019年、2020年、2021年と3年連続で受賞しています。
ICL手術だけで2万件近い症例を持つクリニックも多く、国内においても年々注目度が高まっている屈折矯正手術と言えます。
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ICL手術が近年特に注目を浴びているのはなぜ?
ICL手術は歴史が長く、安全性も高いことからもともと優れた屈折矯正手術として注目されていましたが、近年特に手術を受ける患者数が日本国内で増えています。
芸能人やアスリートなどがICL手術を受けたという報告をSNSを通じて発信していることによって、若年層を中心に認知度が高まっていることが認知度が高まっている理由の一つとして考えられます。
また、認可が降りて初期の頃は視力の安定性や手術の安全性が懸念されがちですが、10年以上経過し、安定性・安全性についての評価が高いことがわかってきており、一般の方々も手術に踏み切れるようになったのではないでしょうか。
合併症等のリスクは0ではないものの、安全性が非常に高い点がICL手術のメリットとして広く認知されており、需要が減少しつつあるレーシックと逆転して需要が高まっていると考えられます。
まとめ
今回は、ICL手術の国内外における症例実績をご紹介いたしました。
世界75ヶ国で認可を受けており、300万件以上の症例実績を有するICL手術。
日本国内でも症例実績が年々増加傾向にあり、ライセンスを取得する医師も増えています。
ICL手術を受ける著名人も増えており、今後ますます認知度が高まっていくでしょう。
メガネやコンタクトレンズの使用に煩わしさを感じている方は、屈折矯正治療の1つであるICL手術を一度検討してみてはいかがでしょうか。
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