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COLUMN
ICL/眼内コンタクトレンズについて
ICLクリニックで日々お客様の悩みを解決している実際の眼科臨床医がICLについて詳しく解説します。
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2024年11月13日
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2024年11月13日
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2024年11月13日
diagnosis
眼科医による
オススメレンズ診断
日本で主流とされているICLのレンズは以下の3種類です。
EVO/EVO+ ICL
EVO/EVO+ ICLは、アメリカ・STAAR社製の後房型レンズです。
国内で一般的に「ICL」と言えばこのSTAAR社製のレンズを指すことが多いです。
コラマー(Collamer)という親水性の良い素材で作られています。
アメリカのFDAの承認を受けており、日本でも厚生労働省認可のレンズです。
このICLのレンズは国内で最初に発売され、多くの実績があります。
当初発売されたレンズはセンターホールがありませんでしたが、房水の循環経路を確保するためのホールタイプが登場しました。
これにより手術前に行う虹彩切開術が不要になりました。
また、レンズの光学径が6.1mmに拡大されたことで手術後のハロー・グレアの発生が抑えられるようになりました。
プレミアム眼内コンタクトレンズ
プレミアム眼内コンタクトレンズは、イギリス・EyeOL社製の後房型レンズです。
「ハイブリッド・ハイドロフィリックアクリル」という素材を採用しています。
EUにおける安全性の基準を満たしていることを証明する「CEマーク」を取得しており、世界20か国以上で使用されています。
近視、遠視、乱視の治療だけでなく、世界で初めて老眼の治療を可能にしたフェイキックレンズです。
レンズの光学径が6.6mm〜7.0mmと大きいことでハロー・グレアの発生を抑え、夜間の見え方の質が高いと評価されています。
レンズには7つのホールが設置されており、房水の循環経路の確保や、白内障・緑内障の発生を抑制する効果もあります。
合併症の発生を抑制する上で最も期待値が高いレンズと言えるでしょう。
アイクリルレンズ
(Eyecryl Lens)
アイクリルレンズは、スイス・WEYEZER社製の後房型レンズです。
「ハイブリッド・ハイドロフィリックアクリル」という素材を採用しており、こちらもCEマークを取得しているレンズです。
レンズの光学径が5.5mmと狭く、ハロー・グレアの発生頻度が高いとされています。
レンズの安定感も前述した2種類に比べると低く、おすすめしない眼科もあり、国内では症例が少ないです。
どのレンズが良いかわからない方に
素材やメーカーの違いによって特性も異なりますので、それぞれの特徴についてよく理解した上で治療に臨むことが必要です。
どのレンズが良いのかわからない方には、ICLクリニックで日々お客様の悩みを解決している実際の眼科臨床医が相談に乗ります!
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